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本会は、大正11年創立の兵庫県柔道整復師会を礎にして、
平成25年に公益認定をうけた柔道整復師(接骨・整骨院)の団体です。
現在、厚生労働大臣認可の国家資格を持つ柔道整復師は、古くは
「ほねつぎ」といい、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ)等の損傷や傷害の施術を専門領域としています。
手術や投薬・注射などの手段によらず《手当》そのものの手技療法等を行っており、この柔道整復術により独立開業し、地域社会に
密着した活動を行っています。
その歴史は、西暦700年に遡り、現代まで脈々と受け継がれた
伝承医学として東洋医学の一翼を担っており、平成14年5月には「Judo therapy(柔道療法)」としてWHO(世界保健機関)に世界の伝統医学の一医療機関として正式に認められました。
また、本会では、次のような公益目的事業を主体として活動しております。
毎年、会員だけでなく県下の柔道整復師や学生を対象に「県学術研究会」を開催し、医学的研究・資質の向上を図っております。また、平成29年度で第33回を数えますが、毎年小学生を対象に
「いつまでも 夢をもち 大きく伸びよ」のスロ-ガンのもと「少年柔道大会」を開催し、
この大会を通して柔道の普及と青少年の育成に努めています。
さらに、県下で開催される柔道大会などの各種スポ-ツ競技や市民マラソンなどのイベントに
おけるケガの治療や予防のために応急救護トレーナー活動を行っています。
かつては「のじぎく兵庫国体」・「全国障害者スポ-ツ大会」に延べ145名の救護員を派遣し、
井戸兵庫県知事より「感謝状」をいただきました。
他に、療養費受領委任制度、介護保険制度に協力する事業を行っており、「機能訓練指導員」と
して認められている資格を生かし、介護予防事業でも平成14年より神戸市内の介護老人福祉施設において、体操を中心に機能訓練の指導を行っています。
平成16年からは、転倒予防を目的とした「転倒予防体操」を独自に考案し、目下、10数施設にて
継続的に指導を行っております。
また、相生市での「のびのび健康教室」ほか、各地域で体操教室や講習会を開催し、
寝たきり防止、安心、安全な健康づくりに取り組んでおります。
なお、当会では現在、「伝統と実績、信頼と希望」のスロ-ガンのもと、皆様に「人にやさしい医療」を提供し、「あなたの街の接骨院」により地域社会に根ざした信頼される柔道整復師を
目指しております。
もしケガをされた時は、是非お近くの公益社団法人兵庫県柔道整復師会会員章を
掲示した「接骨・整骨院」へご相談下さい。
安心していただける知識と技術による施術を行い、各種保険を取り扱っています。
役職 | 氏名 |
会長 | 岩本 芳照 |
副会長 | 藤本 進 |
副会長兼柔道担当 | 上田 篤 |
総務担当理事 | 菱谷 憲嗣 |
経理担当理事 | 清家 万義 |
保険担当理事 | 橋本 幸士 |
保険担当理事 | 中尾 恒 |
健康福祉担当理事 | 塚本 順久 |
学術担当理事 | 長山 誠 |
広報事業担当理事兼 保険担当 |
小松 立周 |
古代すなわち弥生時代に骨折の治療として添え木を当てたあとが、すでに認められていたと言う。
さらに朝鮮半島や大陸から、文化が入りその技術も高度化・専門化していった歴史がある。
律令時代には、按摩という職名で骨・関節の損傷を扱う専門職があった。
江戸時代には、東洋医学系・蘭学系・日本の独自色の濃いもの・柔術系の4つが技術を競い
整骨医学は大きな発展をとげる。
明治に入り西洋医学一辺倒の体制に変わり事実上東洋医学は禁止されてしまう。
大正にはいると柔道の祖・嘉納治五郎らの助力を得て、柔術家が中心となり接骨復活の運動を
展開する。
大正9年柔道整復術と名を変えて、打撲・捻挫・脱臼・骨折の治療が公認される。
大正10年兵庫県知事に設立認可を申請。大正11年兵庫県柔道整復師会として発足創立される。
昭和に入ってからも先人達は学術講習会等地位向上の運動などに取り組む。
昭和14年健康保険の取扱が認められ、さらに戦後GHQの指令で一時全面禁止の危機に瀕したが、
全国組織挙げての巻き返しと国民医療への寄与により存続が認められた。
昭和22年戦後の混乱の最中全国に先駆けて研究部を設置する。昭和37年社団法人認可となる。
大正10年 | 12月28日兵庫県知事に設立認可申請 |
大正11年 | 3月3日兵庫県の正式認可を得、兵庫県柔道整復師会創立 |
昭和37年 | 社団法人認可 |
昭和49年 | 社団法人 兵庫県柔道接骨師会に改称 |
昭和52年 | 神戸市中央区中山手通に兵庫県接骨師会館竣工 |
昭和55年 | 兵庫県柔道接骨師連盟創立 |
平成4年 | 救護班スタート |
平成5年 | 神戸市兵庫区塚本通に新会館竣工 兵庫県柔道接骨師協同組合創立 |
平成9年 | 災害時におけるボランティア活動に関する覚書を兵庫県と締結 災害時における応急救護活動についての協定書を神戸市と締結 |
平成10年 | 明石海峡大橋完成記念イベントでの救護ボランティア活動 |
平成12年 | 指定居宅介護支援事業者「接骨介護ステーション」設立 |
平成13年 | 第13回世界移植者スポーツ大会での救護ボランティア活動 |
平成14年 | 4月16日社団法人 兵庫県柔道整復師会に改称 兵庫県柔道整復師会 創立80周年・社団法人設立40周年記念式典開催 柔整救護トレーナー講習会開催 機能訓練指導員として施設等への派遣 |
平成15年 | ホームヘルパー2級資格取得講座開催 |
平成16年 | 「超音波講習会」開催 |
平成17年 | 「スポーツ科学講習会」開催 |
平成18年 | 日整「機能訓練指導員認定柔道整復師講習会」を本会にて開催 のじぎく兵庫国体、兵庫大会(障害者大会)でのボランティア救護活動 「市民公開講座」開催 |
平成20年 | 兵庫県柔道整復師会 創立85周年・社団法人設立45周年・協同組合設立15周年記念 式典及び記念祝賀会開催 「元気アップ兵庫指導者講習会」開催 |
平成21年 | 本会が選抜した兵庫県少年柔道チームが講道館における 「第18回日整全国少年柔道大会」で、平成17年度の大会以来2度目の優勝を遂げた |
平成23年 | 公益社団法人化を目指す「一般社団法人兵庫県柔道整復師会」を別に分離・新設 |
平成25年 | 兵庫県柔道整復師会 創立90周年・社団法人設立50周年・協同組合20周年記念式典及び記念祝賀会開催 |
平成25年 | 「一般社団法人兵庫県柔道整復師会」が公益社団法人として認定され 「公益社団法人兵庫県柔道整復師会」が誕生した |
平成26年 | 従来の社団法人が「一般社団法人兵庫県柔道整復師会」として認可された |
平成29年 | 療養費委任払い取扱いが一般社団から公益社団に移行認定された |