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「接骨」「ほねつぎ」として一般的に知られ、皆さんのお近くで「接骨院」や「整骨院」を
開院しています。
「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫(ねんざ)」「挫傷(肉離れ)」等の外傷によって生ずる
損傷や傷害を手術などの外科的手段や投薬・注射を行わず、手技療法《手当(てあて)そのもの》などを行い、これには保険の取り扱いも認められています。
その他、保険の対象外となる場合もありますが、肩や腰、膝などの痛みに対する施術にも優れて
おり、これらの療法を「柔道整復術」といいます。
「柔道整復師」は、柔道整復師国家試験に合格した者に対して、厚生労働大臣が与える
国家資格です。
(「整体院」「カイロプラクティックセンター」などは、国家資格がなくても開院することが
できますが、「接骨院」「整骨院」は国家資格が必要です。)
医療系資格として扱われ、独立開業ができ、地域社会に密着した活動を行っております。
接骨・整骨の名称は、古くは養老律令(718年)や平安時代の古書にも記載されており、
整骨術として門外不出の秘本なども伝えられ、我が国独特のものがありました。
17世紀には中国より拳法と中国整骨術が日本に伝授され、西洋医学に基づく整骨術も加わり、
それぞれの流派を歩んでいました。
その頃から柔術と整骨が結びつき、「柔道整復術」は日本伝統医療の歴史の中で、
現代まで脈々と受け継がれてきました。
平成14年5月には「Judo therapy(柔道療法)」として、WHO(世界保健機構)に
世界の伝統医学の一医療機関として正式に認められました。